Sonyが開発したIoTブロックMESH
今回は、このMESHを用いた『在宅見守りシステム』を紹介します。
不測の事態が起こった時、いかに早く気付いて対処できるかが重要です。
MESHセンサーの反応状況により、在宅時の異常を検知します。
また、室内温室度を監視することで、熱中症予防や異常乾燥予防も可能です。
全てのセンサーブロックがスマホやタブレットに繋がります。
そしてプログラム・設定は、簡単なブロック・フロータイプなので、誰でも独自の見守りシステムが製作可能です。
本システムでは、ラズベリーパイ活用し、世界中どこにいても、情報が飛んで来るようにしています。
それでは、簡単なサンプルレシピを紹介しましょう‼︎
1) 入浴見守りレシピ
脱衣場の照度を監視し、一定時間以上点きっ放しの時に異常をLINEに送ります。※テストレシピでは入退室等もLINEに送っています。(以下同じ)
2) トイレ見守り
こちはら、トイレ見守りレシピです。1)の入浴見守りと同じく照度監視が基本ですが、監視間隔を短くしているのと、トイレは電気消し忘れも多いので、足元に人感センサーを取り付けています。
また、気分が悪くなった時用に緊急ボタンも設置しました。
全ての動作にLINE送信システムを埋め込んであります。
3) 外出・帰宅見守り
玄関廊下に2つの人感センサーを取り付けました。
この2つのセンサーの反応順序によって、外出か帰宅かを判断しています。
外出・帰宅時にLINEで連絡しています。
4) 寝室環境見守り
寝室の温室度を監視します。
温室度のいずれかが閾値を外れた時にLINEで異常を連絡します。
5) その他見守り
『こんな事もできる‼︎』
本システムは、IFTTT (If This Then That) により、様々なアプリやデバイスと繋げることが可能です。
例えば、上述の温室度見守りでは、既設エアコンのリモコンと連動させることにより、異常時にエアコンを自動で運転させることが可能です。
また、ログを解析することにより、例えば電気の消し忘れが頻発するようであれば、認知症を疑うことも可能です。
皆が、住み慣れた自宅で、快適に、また安全に、そして安心して暮らせる社会の一役になれたら幸いです。